2015年 6 月 15 日(月)午前 11 時 30 分頃、住民より上県町瀬田のプレハブ小屋(資
材置き場として使用され、普段は人の出入りが無い)内にいたツシマヤマネコの親子を 発見し、親ネコが逃げたとの連絡がセンターにありました。
その後、センターが設置した自動撮影カメラにより、親ネコが戻ってきたことや子ネ コが 3 頭いることを確認しました。
しかし、6 月 19 日(金)午後 1 時 20 分頃にカメラのデータを確認したところ、6 月 18 日(木)午前 5 時 20 分に親ネコと子ネコ 2 頭が同時に撮影されたのを最後に、親ネコが 確認できず、子ネコ 1 頭のみが継続して撮影されていました。
そのため、子ネコが放棄された可能性もあると考え、自動撮影カメラによる確認を継 続しましたが、40 時間を経過しても親ネコが確認できなかったことから、6 月 19 日午後 11 時 30 分にセンター職員が小屋内に立ち入り確認したところ、衰弱している子ネコ 1 頭 を発見したため、センターに収容しました。
なお、親ネコ及び残りの子ネコ 2 頭は小屋内及び周辺では確認できませんでした。
保護した個体は低体温であったため、センターに収容後、保温や給餌等の処置を行っ た結果、現在は自力で採餌するなど安定した状態です。
2015/11/27福岡市動物園へ
