No.45←Mh-24 ♂ えびぞう

2004/12/5 上対馬漁協でエビフライをもらっている所を保護。2010井の頭自然文化園、2010/10/13福岡市動物園、2013/10/23九十九島動植物園森きらら、2017/12/2井の頭自然文化園、2018/5/23よこはま動物園ズーラシア(初めて公開された)、2018/12/4東山動植物園へ移動。

対馬野生生物保護センターHPより転載

6日(月)、上対馬町道路脇の水産加工場において、削痩しているツシマヤマネコの亜成獣を保護しました。今後の扱いについては、ウィルス感染の有無を調べるための血液検査の結果や個体の回復状況等を見て検討します。

<詳細>
1.保護された経緯
 6日午後1時頃、上県町内の住民が、ツシマヤマネコが国道382号線を横断し水産加工場に入っていくところを発見し、センター職員に連絡した。センター職員が水産加工場にいるツシマヤマネコを保護し、午後2時40分頃センターに収容した。

2.個体の情報
(1)性別 オス
(2)年齢 亜成獣(当年生まれ)
(3)体重 1,440g
(4)全長(頭胴長) 64.0(44.0)cm
(5)個体の状況 右前肢、左後肢裂傷。発熱有り。削痩で脱水顕著。センターで消毒、点滴等の治療を行った。
(6)FIV、FeLV検査 共に陰性
(FIV・・・ネコ免疫不全ウイルス  FeLV・・・ネコ白血病ウイルス)

3.今後の予定
 6日夜、血液採取し、FIV、FeLVの検査を行ったが、その他の感染症の検査を検査機関にて行う。結果(約1週間後)及び個体の回復状況等を見て、今後の取り扱いを検討する。

東山動植物園のHPから転載

平成 31 年 4 月 29 日に東山動植物園で飼育していたツシマヤマネコ(№45、オス、推定 15 歳 以上、愛称「エビゾウ」)が亡くなりましたのでお知らせします。

老齢個体ということもあり、普段から特に気にかけて 飼育していましたが、先週から食欲が急激になくなり、検査で呼吸器系に異常があることがわ かりました。治療を続けてきましたが、残念な結果になってしまいました。 

 「エビゾウ」は24日に食欲が急激に落ち、翌日、同園内の動物病院で検査を受けて呼吸器系に異常があることが分かり、治療を受けていましたが、29日午後に獣舎で倒れているのを飼育員が見つけ、同日、死んだことが確認されました。

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Author: ねこりん