No.70←Ms-49 ♂ 草介

1.保護の経緯
2010年8月6日、住民からの通報を受け、豊玉町曽において、とらばさみに脚をはさまれているところを対馬野生生物保護センター職員が保護収容。オスの成獣で、左後肢先端を負傷していた。
○当初、患部の化膿及び壊死が見られ、脚の切断が検討されるほどひどい状態であったが、野生復帰させることを目標に、脚の切断は行わずに長期にわたって複数回の手術を含め治療を施してきた。
○その結果、足裏の負担を軽減し、定期的に傷口の確認を行う等の飼育管理を行えば、積極的な治療はほぼ必要ない状態まで回復した。
2.個体の取扱いに関する検討内容
 ○脚を温存することはできたものの、野生復帰させた場合、傷の再発、悪化の可能性が高いなど野生復帰させることは困難と判断される。
 ○本個体は、繁殖が期待できる年齢(5歳程度と推定)であることから、ファウンダーとなり得る可能性は十分にあり、本個体が繁殖に貢献できれば、飼育下個体群の維持や遺伝的多様性の向上の観点から効果は大きいと考えられる。
○傷の状態は安定しており、かつ左後肢以外は健康なことから、適切な管理を行えば飼育下繁殖には支障がないと考えられる。
○以上のことから、本個体は飼育下におけるファウンダー候補として活用することが適当と考えられる。
○なお、本個体の飼育にあたっては、足裏への負担を軽減するための床材を敷くなど施設の改良や傷の状態の定期的な確認が必要。
※ 日動水と協議した結果、施設の改良等対応可能と申し出のあった飼育下繁殖第一拠点施設である西海国立公園九十九島動植物園に導入することとした。

2015/1/16九十九島にいって繁殖に挑戦したがケガが悪化し、2015/2/27にセンタ-に戻る。2015/11/16再び九十九島動植物園森きららへ 2019/11/5-12/12 精子を採取する目的だけに九十九島動植物園森きららと井の頭自然文化園を往復。2020/12/6 ズーラシアへ

2019/11/5井の頭自然文化園にいったときの
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Author: ねこりん